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今日の出来事を書き留める前に…昨日、彼とフレンチのディナーに行った時の話をもう少し。
記事カテゴリの都合でさらっと流した部分がある。 その事について、ちょっと書き足しておく。 彼は先月、『友達の結婚式とかに呼ばれた時の為に』とか言ってスーツを新調した。 もし呼ばれた時の為なのであって、着る予定は別に無いらしい。 で、今回の唐突なディナーのお誘いは、『せっかくスーツ買ったので早速着てみたくなった』という話だった。 『土曜日の7時に予約入れたので予定を空けておくように』と、一方的に言われて困ったのは私だ。 着ていく服が無い。 普段はジーンズなのに。 友人のユカさん(仮名)に専属コーディネーター様になってもらい、何とか仕度をして、迎えに来てくれる約束の6時に間に合わせた。 …しかし、早く出発し過ぎた。 予想はしていた。 7時に予約で、6時に迎えに来るっていうからどこまで行くのかと思っていたけど、松川沿いのレストランと聞いて(近いよ? 早くない?)と思った。 彼もそう思っていたらしく、早過ぎた、履き慣れない革靴で足が痛いとぼやいていた。 目の前に店は見えているが、まだ30分も猶予がある…図書館に近いが、この時間では閉まっている。 暇なので、川沿いの遊歩道を散歩する事に。 ワンピースという事は脚を出している訳で、蚊に刺されまくった。 川縁だもんなぁ…暇を持て余す。 …今思うに、彼としては段取りをすっ飛ばしたんだと思う。 暇で、間が持たなかったのだろう。 手ぇ出して、と言われて出したら、ポケットから何か取り出して、くれた。 指輪だった。 『サイズ分からなかった。 正式なやつは、明日にでも選びに行こう。 それは仮のもの。 安物でごめん』 『結婚してください』 何だ、この人は。 こんな時に。 そう思うのと同時に、ひどく納得した。 この人は、何か決断した時、こっちの話を聞いてくれなくなるのだ。 どうしても、と言って、こっちが折れるまで粘る。 で、呼び出されて行ってみたら、こっちが驚く事になる。 付き合うことになった日の食事もそうだったし、最初の誕生日の時もそうだったし。 …まったく、この人は。 指輪を彼に返して、はめて、と、さっきと逆の手、左手を出した。 6年待った。 ……。 …………。 …11号とか、キツいんですけど。 私の栄養状態の良さくらい知っているだろうに。 『よかった、仮ので』 いやまったく。 無理矢理はめたけど、取れなくなったらどうしよう。 予約の時間が近付いていたので、既に靴擦れで痛くなっている足でレストランへ向かった。 食事は非常に美味しく、量も充分過ぎる程で、満腹過ぎて苦しかった。 何て贅沢な苦痛。(昨日の日記参照) その胃もたれは翌日(つまり今日)も続いており、朝食も昼食もあまり入らなかった。 幸せで胸いっぱいとかそういうのではないと思う。 色気もへったくれもあったもんじゃない。 そして本日、午後から待ち合わせて彼と出掛けた。 パッと見、喫茶店でもやっていそうな店舗…原石買い付けからやっているという宝飾店。 ずいぶん前から『いつかはあそこで』と思っていたものだ。石ヲタ的な意味で。 デパートに入ってたりする大手宝飾メーカーと違って、店内に陳列されているジュエリーは少ない。 自社デザインのものを販売もしているが、主にオーダーメイドで作っている店だからだ。 ヒゲの社長さんが応対してくれて、『宝飾店は何件か回られましたか?』と訊かれたので、いきなりここへ来た旨を伝える。 『そりゃありがたいです。 大丈夫です、他に行かれる必要は無いと思いますよ』との事。 顧客がテーマを提示し、デザイナーがそれを元にラフを描き、ミーティングを重ね、満足のいくデザイン案が出たら工房にて製作を開始するという、まさに一点物のものづくりをしてらっしゃるそうな。 その為、『作品』が出来上がるまでは2ヶ月は掛かるらしい。 時間は充分にあるので大丈夫。 ていうか、結納だとか結婚式だとか、具体的な事は何一つ決まっていない。 まずは指輪か、とここへ来たのだから。 こちらでお世話になりますと頼むと、オーダーシートの記入を求められた。 カルテみたいなものだ。 名前とか住所とか誕生日とか予算とか基本的な事から、デザイナーがラフを描く為に必要な手掛かり足掛かりになる情報を書き込んでいく。 好きな色とか、好きな動物とか、好きな草花とか、二人の思い出(笑)とか指輪に込めるテーマ(笑)とか。 例として見せてもらったシートには、永遠の愛とか書いてあって、さっきから耐えていたのに、とうとうラヴアレルギー発作を起こした。トイレに逃亡(*゚д゚*)かゆいわ!! 社長さんが所用で出かけてしまったので、引き継いで担当してくれる事になったのは店長さん。 美しい人だ。 話を聞くに、既婚であり、指輪はこの店のだったらしい。ひょっとして社長さんの身内? 店長さんがニコニコしながら、私が提出したオーダーシートの内容について補足説明を求め質問をしてくるのだが、何しろラヴアレルギーなもので、如何せん恥ずかしい。かゆい。 最初のデザイン案が出るのは2週間後らしい。 次回来店の予約を取り付け、店長さんに見送られて店を後にする。 ここまでくるのだってのんびりしていたのだし、指輪もゆっくりじっくり作ってもらえばいい。 PR |
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彼が食材卸業者の友人に薦められたという、昨秋にオープンしたばかりのフレンチレストランへ連れてってもらった。
店の名は『Deuxieme ドゥージエーム』 春は桜の名所として賑わう松川沿い、今は夏で葉桜が濃く静かな一角に、ショーウインドウみたいに大きな窓のその店はあった。 川に面した大窓なので、花見の季節だったらさぞ見事だろう。 で、そういう時期は予約で一杯らしい。 ディナーだからそれなりにオサレして来たが、ランチで来るならジーンズでもいいだろうと思う。 ついさっきそこでちょっと人生の一大事が発生してたわけだし、その辺のロマンチシズムを考慮してもオサレしておいて良かったと思う。 席数は20ほどで、オーナーシェフが旦那さん、フロア担当が奥さんだろうか。 白い店内、テーブルクロスは青で爽やか。 貸切ではないのだが、客は私達だけ。 緊張しつつも気楽だ。 食前酒にスパークリングワインを頂く。 甘い香りで、飲みやすい。 パンは自家製との事。 添えられたバターも非常に美味しく、パンの外皮のパリパリなのが良いツマミになる。 一品目の前菜は、海老のソテー、赤ピーマンのムース、鯵と桃のカルパッチョ。 海老は海老で美味しかった。 それにしても魚と桃とは。意外な組み合わせだったが、一緒に食べると魚の塩味に桃の甘さと香りが合わさって食べた事の無い味になる。しかも美味しい。 赤ピーマンのムースも滑らかにとろける美味しさ。ピーマンっぽさがなくて良い。似せて作ってみようかな? で、ピーマン嫌いの母を騙して食べさせ、実はピーマンでした!とネタばらしをしてびっくりさせてみたい。 前菜の二品目は、リードボーとアンデーブとマンゴーのサラダ。 リードボー? アンデーブ? 何ぞソレ? サラダの内容はチシャレタスに、角切りのトマト、クリームチーズ、マンゴー、そして、謎の肉と謎の野菜。 この肉と野菜がリードボーでアンデーブなのだろう。どっちがどっちだか分からないが。 謎の肉は、食べた事が無い味だった。 プリッとしつつ柔らかい食感、脂身の甘さと、微かなレバーの風味。 内臓系の部位だろうか。謎の野菜は、シャキシャキした食感で、すっごい苦かった。 思い切ってフロアの奥さんに訊いてみた。謎の肉がリードボーで、仔牛の胸腺という部位らしい。 謎の野菜アンデーブは『日本名はチコリーです』と言われたが、ああ、それ英名だ。根を煎じてコーヒー代わりに飲むというあのチコリーか…和名は菊苦菜(キクニガナ)…苦いわけだわ。 ここらで最初に出されたスパークリングを飲み干し、ワインリストをもう一度見せてもらった。 しかし彼が既に良いが回り始めているらしく、一瓶頼んでも飲みきれないかもしれないという。ならばとグラスワインを注文。 私はカクテルを…メニューには無かったが、材料はあると見た…キールを頼んでみたら、快諾してくれた。 白ワインとカシスリキュールとグレナデンシロップで作る深紅の綺麗なカクテルで、大好物なのだ。 次のスープは、カプチーノ仕立てのキノコポタージュ。 泡立てミルクがかけてあって、たしかにカプチーノ。 マイタケの風味がいい。 非常に美味しく、彼はパンをおかわりして一緒に食べていた。 魚料理は真鯛のポワレ、五穀米とズッキーニとナス添え。 淡白ながら旨味ある鯛で、添えられた五穀米バターライスと一緒に食べるとじわっと味が出る。 あと、ナスとズッキーニの炒めたのもウマーだった。 肉料理は牛の頬肉と羊のリブの煮込み、添え物はポテトとザワークラフト風キャベツ。 牛頬肉の上に乗っかってるものが何なのかよく分からなかった。(奥さんに訊くのも忘れてた) それ単体で食べると、柔らかいけど臓物っぽい苦味があってちょっとアレなんだけど、頬肉の煮込みと一緒に口に運ぶとウマー!! 羊リブは骨から肉を外すのには苦労したけど、臭みもなくて柔らかく、美味しかった。 ここまでくるともうお腹いっぱいで、でも次はデザート。 クレームブリュレとカフェラテを選択した。 苦しい…でもウマーーー!! 食べずにはいられないッ!! でも苦しい…でもウマーーーー!! 食事が終わった時、奥さんに、 『食べ慣れてらっしゃいますね。 羊肉とかお好みが分かれるので、残されてしまったりするんですが…』とか訊かれた。 フレンチ初めてですけどね… 『すごく綺麗に食べてくださって、こちらも嬉しいです』との事。 美味しいからつい、がっつきました。恥ずかしいです。 御馳走様でした。 |
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お誕生日のお祝いに、拙いものですが、ついったーアイコンをどうぞ。
幽白・樹ちゃん ちなみに90×90で切り出し縮小する前は結構大きいサイズで描いてました… ので、ついでに元絵も載せときますね 待ち受けの一枚にでもお加え頂ければ光栄の至り 480*640サイズ 960*1280サイズ では、末筆になりますが 常さん、お誕生日おめでとうございます(22日) |
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ブログタイトル・冶葛三葉雑記帖(ヤカツサンヨウザッキチョウ)
筆者の冶葛三葉でございます。略称で三ツ葉とお呼び下さい。 名前は致死毒ですが、毒にも薬にもなりゃしない、しょーもない事を書いていくブログです。 興味以上の存在すなわち好意を抱くもの ・石ころ集め 鉱石、天然石、所謂パワーストーンを地味に収集しています。 特に大好きな石はアズライトとダイオプテーゼ、アウイン、フローライト、ひすい等の青~緑色の石。 ・瓶コレクション ミニチュア香水の瓶の可愛さに心奪われ、地味に収集しています。 (中身の香水には、あんまり興味はないです) ビヨンドパラダイスの可愛さに勝てる瓶ってあるの? ウィッシュも好き。エスカーダシリーズも集めてる。 ・ぷちサンプル等の食玩 ちいさきものは、みなうつくし。 って、大昔えらいひとが言ってた! 小さい物は何でも可愛いんですよ。 可愛いは正義! こんな感じの重度のヲタです。中二病こじらせてもう治りません。 アニメはガンダム00、漫画はジョジョシリーズ、幽白のコエぼ、ヘルシング、小説は小野不由美『屍鬼』、恩田陸『六番目の小夜子』宮部みゆきの時代物、ゲームはポケモン、大神が私の中の金字塔。 Twitterもやってます。 IDは3leaf_yakatsuです。 良かったら声掛けて下さい(*´ω`*) |
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