運河と硝子とオルゴールの街というイメージの小樽。
宿泊したホテルの正面玄関には綺麗なステンドグラスがあって、これが小樽での宿の決め手だったのですよ。
しかしこのきらめきから察するに、外はかなり眩しいらしい。
覚悟して外に出てみたところ、日傘必須の日光照射量だった。
小樽はそこかしこが古美術品のようで、ちょっと歩けば『これは歴史的建造物なんですよ』という事が書かれた看板に行き当たる。
レンガ積みだったり、やたら曲線の装飾とかがついた、いわゆる『レトロな物』は好きだ。
昭和初期のノスタルジーとかね。大正浪漫な感じの。ここ敢えて漢字の『浪漫』ね。明治剣客浪漫譚とか言うとカッコイイ。
…話が逸れた。
有名な小樽オルゴール堂や北一硝子店で散財しようという意気込みに危機感を覚えたらしい彼からは『昼1時までには出発するんだからね』と念を押された。
しかし天候急変も含めた諸事情により、小樽を離れたのは結局3時過ぎだった事を先に記しておく。
写真は運河に繋がる川にいた青首のカモ。
川は紐が渡してあって、そこに風鈴がたくさん吊られていた。いい音がしていた。
ガラス小物やら革製品やらと目移りしながら辿り付いた北一ガラスでは地酒やらジュースやらも扱っていて、そこで発見し即買いしたのがこれ。
ドラキュラの葡萄ソーダ。
変な飲み物! 飲まずにはいられないッ! ていうか、変な飲み物=せきしき様に報告せねば!!とwktkしながら購入。
…これといって奇抜な味ではなかったです。ガッカリしたようなホッとしたような。
それから小樽オルゴール堂まで来て蒸気時計がポッポーとかいうのを見て、来た道を戻っていると急に雨がポツポツ…ザバザバ。
朝はあんなに晴れてたのに、こんな大雨になるとは。
積丹半島回って洞爺湖に行くのは諦め、小樽で目一杯遊ぶ事に予定を変更した。それが最初の予定時間を2時間もオーバーした理由。
雨宿りも兼ねて食事を小樽で取る事に決めて、昨日行きそびれた寿司屋へ。
ていうか初日に『トリトン』で北海道の回転寿司ウマーって感動したばかりだというのにまた寿司ですが、今度は回ってない寿司なので、こっちはこっちで感動なのです。
ウニって生臭いだけだと思ってたのに…こんなに旨いなんて!
中トロって脂っこいだけだと思ってたのに…こんなに旨いなんて!
ていうか回ってないお寿司を初めて食べました。回る寿司屋が寿司屋だと思ってた昨日までの私グッバイでも忘れないよトリトンのSUSHIも旨かったって事…
高速で札幌に向かい、到着は夕刻6時過ぎ。
まだまだ明るいからと、大通公園を端から端まで往復した。さっぽろテレビ塔下から札幌市資料館まで。
レンガ造りの資料館はやっぱり文化財で、昔は裁判所だったらしい。
それを背景にしたバラ園が見事だった。
そこから引き返してテレビ塔まで戻り、展望台まで上がってみる事にした。
ウィキペディアに載ってるのと同じアングルで写真撮れたよ!
それから札幌の夜景スポットである藻岩山へ向かう。
大通公園でウォーキングなどしていたのは日没を待っていたのだ。
で、これだ。
うーーーーー! ヒカリモノ大好き!! キラッキラ!!!
すっごい風が強くて寒かったけど! 冬だったら冗談抜きで死ぬるwwwww
それからガイドブックに載っていたスープカレー専門店へ。
私が選んだのはマトン入りのカレーで、トッピングに丸ごと焼きタマネギを入れてもらった。辛さレベルは最弱で。
これがまたウマーーーー!! マトンの風味がカレースープに絡む旨さだ!! 時々来るピリ辛な刺激をタマネギの甘さが和らげる! うーーーまーーーいーーーぞーーー!!
満腹限界を超えて苦しくなりつつも、残そうという気はさらさら起きない。ウマーーーー!!
幸せが詰まった腹を抱えて宿へ。いやほんとにくるしい。くるし…
…明日で帰らなきゃならないのかー(´・ω・`)もう2、3日いたいなぁ
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