友人のユカさん(仮名)と温泉に行った。
本当はスキーに行く筈が、市内が吹雪でスキー場の天気もさぞかし大荒れであろうと思い、予定変更したのだ。
私の住まいがある辺りは晴れてスキー日和だったので、『こっち吹雪だよ! スキーに行くには寒過ぎ、絶対に嫌!』と言われても、にわかには信じ難い。
ともかくユカさんを迎えに市内へ向かったが、確かに吹雪いていた。 なんだこれ。 河を二つ越えると天候も変わるのか。
『ね、だから言ったでしょ吹雪だって』と妙に得意げなユカさん連れて東へ向かった。 市内を出て、急に晴れる空。 『ね、だから言ったでしょ晴れだって』と返しておいた。
まあ証明したところでしようがない、ユカさんはスキーに行く気を無くしているし。 そんな訳で温泉に行く事になったという話だ。
午前10時、宇奈月温泉郷に到着。
駅の前には温泉の源泉の噴水があり、温かい湯気がもうもうと舞っていた。
歩道や街灯などに観光地らしく整えられた様子が見受けられるが、下呂や山中、片山津よりもうんと規模が小さいと思う。 本当に温泉しかない感じの町だ。
街灯に電車…トロッコ電車のモチーフが付けられて、黒部峡谷鉄道をアピールしている。
峡谷の橋などを通ってスリルもあるトロッコ電車に乗れるのが売りだが、黒部峡谷鉄道は冬は運休だ。 電車の車両は駅に置かれ、動かない。
とりあえず町を散策する。 近年、足湯場が整備されたそうで、2箇所あるとの事。 巡る事にした。
一つは公園の傍、もう一つは観光案内所みたいな所にあった。
釜風呂みたいなのは案内所の足湯。
公園横の足湯は石組みで池と小川の表現か。
ぬくぬく(*´∀`)
近辺にある和菓子屋やら雑貨屋やら土産物屋でタオルが200円で買えるので、足を拭く物には困らない。
しかし何だこの…ご当地キャラ、このムカツク顔はwwwww いやもう、心根が曲がってるとしか思えない、人を見下す笑顔に見えるwwwww
シカもお月さんも同じ顔でニヤニヤしてやがるwwなんなのこいつらwwwww 躊躇いなく足拭きまくるわwwwww
ところで、タオルを買った和菓子屋の前に変なオブジェがあったんだけど、上部に12星座のプレートがぐるりと張られ、下の円筒部分を回転させて占いができるらしい。
やってみた。
子宝…子宝ねぇ…
ユカさんもやってたが、同じとこに当たってた。 そんな予定はない! とか爆笑してた。
さて、狭い町で見る所もそうはなく、ぼちぼち昼になるので目的の施設へ向かった。
宇奈月ニューオータニホテル。
ここのレストランでランチを食べると、立ち寄り温泉入浴が1000円→500円となる、それが目当てなのだ。
ランチメニュウはだいたい1500円前後の価格帯なので、約2000円で旨いもん食べて温泉入って、という贅沢が出来る。
私はビーフカレーにした。 先週もカレー食べたけど、これは欧風のであって、インドカレーとは別物だと思う。
甘口で食べやすく、ゴロゴロした肉も柔らかい。 ウマー(*´q`*)
レストランは峡谷の川に面していて、ていうか地上から入ったのに三階だったりしてびっくりした。
展望はとても良い。 紅葉だったら見事だろうが、雪化粧も乙なもの。 白黒グレーの景色に、赤い橋だけが彩りだ。 あの橋に、夏はトロッコが走るのだろうか。
温泉は熱い露天風呂や水温31度のジャグジーを備えた展望大浴場だった。
露天風呂で茹でダコになった後、熱くもなく冷たくもない温い水に浸かってボーっとするのが最高。
私は露天とジャグジーを行ったり来たり4往復くらいして、少々のぼせるまで入っていた。
やっぱ寒い時は温泉が一番だよねーとか言いながら帰路についた。
お土産は小瓶入りの日本酒。 季節限定の、絞りたて新酒だ。 旦那が喜んでいた。
あと、面白かったので自分の為に、銘酒『幻の瀧』のミニチュアストラップを購入。 ラベルの細部まで良く出来てる。
パッケージに、『中にお酒は入っていませんので、飲もうとしないで下さい』とわざわざ書いてある。
馬鹿馬鹿しいwwwww好きだwwwwwww
また行きたい、近いし気軽に行ける。
今度は紅葉の時が良いなぁ…トロッコにも乗りたい。
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