近江八幡をあらかた回り、そろそろ帰ろうかと高速IC探しながら車を走らせていると、道路標識とか看板の中にチラチラと『安土』『信長』の文字が見えるようになった。 近いらしい。
先月、ヒラコー先生の最新作『ドリフターズ』1巻を読んで以来、『おっすオラ第六天魔王』のフレーズが頭から離れない私は、ちょっと安土に寄ってみたくなった。ので寄ってもらった。
田畑のド真ん中に博物館がドーン。 なんちゃらセミナリヨとか、洋風の綺麗な建物だ。
でっかい日時計があった。もうすぐ4時半。
そんな建物群の中にある信長の館は、赤と黒がどことなくモダンな雰囲気。
実は入館受付は終了後(ほんとに直後)だったのだが、受付のお姉さんが帰ろうとしている我々に気付き、せっかく来たのだからと入れてくれた。ありがとうありがとう!!
で、ここには安土城の天守閣が復元されているんだけど、これが本当にド派手で綺麗だった。
秀吉の黄金の茶室とかも派手派手いわれてるけど(写真でしか見た事ないけど)、これ白赤黒金とカラフルなので、余計に派手に感じる。
旦那は、『こんなとこに住んだらやっぱり狂うんじゃないのか』と、残酷だったとされる信長の人物像の伝承に裏付けを感じた模様。
私はというと、よく見る日本画の肖像でなく、宣教師が描いたという、西洋の写実的な画風の信長の肖像を見て意外なイケメンぶりに…ほほう、と唸っていた。
半ば無理やり入れてもらった信長の館を見終わり、次はスーパーマーケットに潜入。お土産を買う為だ。
旦那が言うには、観光名所のお土産物屋でなく、地元に根ざしたスーパーマーケットに売っているものこそ、その土地の人が食べている真の『土産物』であるとの事。なるほど。
というわけで、赤こんにゃくと丁字麩とふなずしを購入。ドライアイス無料うれしいです。
あとコンビニでご当地カレーも買った。滋賀のFMラジオ局タイアップの品で、スイカが入っているという衝撃のカレー。スイカ…だと…!? いったいどんなシロモノなのだ…
さらにようやく入れた高速のSAでサラダパンなるものを購入。これもガイドブックで見た滋賀名物である。
このように謎食品を買い込み、今度こそ帰途についた。
まったりのんびりと琵琶湖近辺をうろついた1泊2日の旅行でありました…
PR