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T波までわざわざ素麺を食べに行った。
県の特産としてT波の大門素麺というのがあるのだが、それを産地で食べようと言うのだ。 ちょっと事情により(前記事参照)到着が遅くなってしまい、目的の店に着いたのは昼をとうに回っていた。 『めん食堂 川なべ』という店はT波のチューリップ公園の近くにあり、大門素麺の料理を出す店の印である緑の旗が立っている。 他に『うー麺』という、らー麺の誤植みたいな謎の言葉が書かれた旗もあった。何だうーめんって。女性専用ラーメン的な何かだろうか。 何となく帰りたくなりつつも、のれんをくぐって店内へ入る。と、いきなり黒い影。 巨大なたぬきの置物がいた。口元がなかなか凶暴。目線を下げると真正面に巨根。何で店に入ったらいきなりたぬきがいるのかはよく分からない。 客は他に年配のご夫婦連れらしき二人だけ。何となく帰りたくなりつつも(二回目)せっかく来たのだからちゃんと素麺を食べていこうとメニューを見る。 めん食堂というから麺類メニューは結構あるが、素麺のメニューは殆ど無い。 あと、うー麺ってのはラーメンの汁で食すうどんの事のようだ。 散々迷いつつ、結局は素麺のメニューにした。 旦那は、海老天と大根おろしが乗った素麺を。 福井名物おろし蕎麦(越前蕎麦)の素麺バージョンという感じだ。 大根おろしはかなりカラく、かけない方が良かったとションボリしていた。 私が頼んだのは『信太となみ大門素麺』…信太というのは狐の事らしい。 薄茶色い丸い塊が皿にドーン。 油揚げの中に素麺が包まっているらしい。 で、この丸まっている薄茶色の物体の様子が丸まって寝ている狐のように見えるから『信太』と付けたらしい。 中の素麺を食べるには油揚げを裂かねばならず、『狐が丸まってる様子』という大変可愛らしい表現をされた物体に箸を突き刺すのはちょっと躊躇した。 で、無慈悲に狐をコロしまして、頂きます。 素麺だけじゃなく、山菜と温泉玉子も入っててボリュームあります。 油揚げ・山菜・玉子って蕎麦やうどんの定番トッピングだけど、素麺にも合うなぁ。 美味しかった。家でもやってみよう! さてオチです。 いや、コップなんか用意されてもねぇ… |